NTTドコモは15日、薬局が電子お薬手帳を手軽に導入して、ユーザーに応じた服薬指導を実施できる電子お薬手帳サービス「おくすり手帳Link」を発表しました。薬局向けシステムとユーザー用Android/iOS向けアプリで構成されていて、3月から提供予定としています。薬局側に提供されるサービスは、Windows 7以降を搭載したパソコン、Android 4.3以上、iOS 9.0以降のスマートフォン、Google Chrome対応のタブレットに対応しています。1店舗ごとに、初期設定費用として5000円(税別、以下同)、月額利用料3000円がかかります。一方、来局するユーザー向けアプリは無料で、対応OSは、Android 4.3以上、iOS 8.0以降となっています。NTTドコモは、2012年4月にアインホールディングスと共同開発した電子お薬手帳や、クオールに各社の薬局で利用可能な電子お薬手帳を開発・提供してきていて、これらは全国約1300店舗で導入されています。今回はより汎用的で手軽に導入できる電子お薬手帳サービス「おくすり手帳Link」を新たに提供するものです。厚生労働省が推進する薬局・薬剤師による服薬情報の一元的・継続的把握に役立つサービスだとしています。