SDメモリーカードには対応するクラスのマークが付加されている

近年、高画質デジイチや高解像度デジタルビデオカメラなどが登場し、より高速なデータ転送速度が求められるようになると、同じSDメモリーカードでもさらに高速なデータ転送速度を実現する「UHSインターフェース」が生まれました。UHSのバススピードは50MB/秒以上となっており、通常のSDメモリーカードよりも高速なのが特徴となっています。UHSインターフェイスには「UHS-I」と「UHS-II」の2種類があり、UHS-Iは104MB/秒、UHS-IIでは同312MB/秒の最大データ転送速度(理論値)となっています。そのUHSインターフェースでもスピードクラスが設定されることとなり、それが「UHSスピードクラス」というわけです。UHSスピードクラスには、現時点ではクラス1(10MB/秒)とクラス3(30MB/秒)が設定されており、最低速度を保障しています。各クラスごとに“マーク”が設定されており、各種SDメモリーカードには対応するクラスのマークが付加されているのです。高速なクラスほどクオリティーの高い静止画や動画を安定して保存可能となっているのですが、当然ながら対応機器もまたそのクラスでのデータ読み書きに対応していなければいけません。
SDメモリーカードには対応するクラスのマークが付加されている

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