SDメモリーカードの速度

動画撮影やデジカメの連写機能などを使う場合、「転送速度」も重要なポイントになってきます。動画には、撮影したデータを次々とカードに書き込める安定した速度が必要になります。転送速度が遅いと、書き込みが追い付かず録画が途中で止まってしまうなどエラーの原因になります。また、書き込み速度が遅いカードではデジカメの最大連写枚数が少なくなり、再度撮影できるまでのブランクも大きくなります。さらに、転送速度は撮影したデータをパソコンにコピーするまでにかかる時間も左右します。読み込み速度が速いと撮影した写真をパソコンに保存したり、印刷したりする時に時間がかからず快適です。SDカードの性能表記のところのCのような形の中に、2、4、6、10何れかの数字が書かれています。これがスピードクラスです。数字が大きくなるほどデータの転送速度も速くなります。速度が必要な連写撮影や録画には、Class10(1秒あたりの最低読み書き速度が10MB)が必要です。使用機器の最低スピードクラスに関する記載を確認して選びましょう。迷った時には、現在最も一般的なClass10を選べばOKです。UHSスピードクラスはSDHCおよびSDXCカードのために開発された規格です。UHSインターフェース対応の機器で使用すると、読み書き速度が向上し、プロ仕様の超高画質撮影や録画も可能になります。UHSスピードクラスには2種類(UHS-I、UHS-II)の規格があります。IIはIよりもさらに高速です。これらの最低転送速度は、SDカードの性能表記のところのUのような形の中の数字で分かります。

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