スマホを守る保護カバーの素材別種類を解説

“スマホのディスプレイを保護するカバーを貼っている人は多いでしょう。このスマホの保護カバーには素材によっていくつかのタイプがあります。今回はスマホを守る保護カバーの種類についてまとめてみましょう。
【スマホの保護カバーのタイプは全3種類】
スマホを守る保護カバーは以下の3つのタイプに分かれます。
・ガラスフィルム
・TPU/PET(ラップのような保護フィルム)
・ガラスコーディングフィルム
それぞれの特徴をまとめてみましょう。
<ガラスフィルム>
ガラスフィルムは傷がつきにくく、なめらかな触り心地がメリットと言えます。また板状になっているので保護フィルムに比べて貼りやすいのも利点と言えるでしょう。しかしガラスフィルムはかけたり、破損したりすると張り替えなければケガをする恐れがあります。
またフルカバーなど保護面積が広いガラスフィルムの場合、貼った後にスマホカバーに干渉してしまうことも…。干渉してしまうと保護フィルムが剥がれたり、タッチの感度が落ちてしまったりすることもあります。
<TPU/PET>
TPUとPETはどちらも保護フィルムの素材です。
PET製はポリエチレンテレフタレートというポリエステルの一種で、ペットボトルの名前の由来にもなった素材です。リーズナブルな価格が魅力。
TPU製はPETに比べて柔軟性があり、粘着力が優れています。またTPUよりも後に開発されたTPUウレタンは、TPUよりも薄く粘着に優れた素材です。保護フィルムの素材としては、PET製が安価でお手頃ですが、柔軟性や粘着に優れているのはTPU製品になります。
<ガラスコーディングフィルム(液体コーディングフィルム)>
ガラスコーディングフィルムはディスプレイに塗るタイプの液体コーディングフィルムです。様々なメーカーから販売されていますが、基本的には日本産がおすすめです。
ガラスコーディングフィルムはコーディングを塗ることでガラスに成分が塗布されます。コーティング剤が空気中の水分と反応し、ガラス膜が成膜されガラス膜が硬化する仕組みです。ガラスコーディングフィルムはとても薄く定着するためスマホケースに入れない方、保護フィルムを貼りたくない方におすすめです。
【ガラスフィルムの選び方とは?】
スマホのディスプレイに貼るガラスフィルムの選び方のポイントをまとめてみましょう。
<フィルムの硬度をチェックする>
ガラスフィルムを選ぶ際にはフィルムの硬度をチェックしましょう。商品のパッケージには数字と「H」が並んだ表記があります。この表記は表面硬度を表していて、JISが定めた傷のつきにくさを数字で表した規格です。フィルムの硬度としては「9H」がおすすめです。
<ガラスフィルムには2.5Dと3Dがある>
ガラスフィルムには2.5Dと3Dがあります。2.5Dのガラスフィルムは角の部分が丸みを帯びているラウンドエッジ加工のあるガラスフィルムです。2.5Dは画面の平面部分のみを保護するものの、3Dのガラスフィルムはスマホの角の曲面まで含めて立体的に保護することが可能です。
どこまで保護したいかによって選ぶガラスフィルムは変わってきますが、スマホカバーを使用する場合にはスマホカバーとの干渉を避けるために2.5Dがおすすめです。カバーを付けないという場合であればスマホの角までしっかりと保護できる3Dがよいでしょう。

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