ドコモ、2017年には最大512Mbps!?格安SIMも通信環境で選ぶ時代へ

9月8日にはソフトバンクが、多数のアンテナを用いて基地局の通信容量を向上させる、次世代通信方式「5G」の要素技術の1つ「Massive MIMO」を導入することで、実行速度を向上させるネットワーク施策を打ち出しました。これに対してNTTドコモでは、どのような施策をもってiPhone 7/7 Plusに向けたネットワーク強化、さらには今後のネットワーク高速化を実現しようとしているのでしょうか。ドコモの三木睦丸氏によると、同社では今年、3つの周波数帯を束ねて高速化するキャリアアグリゲーション(3CC CA)によって下り最大375Mbpsの通信速度を実現するとのことです。さらに6月には、新しい周波数帯域である3.5GHz帯を用いた、下り最大370Mbpsのサービスを提供開始するなど、同社の高速通信サービス「PREMIUM 4G」の強化を進めてきたとしています。エリアも今年度の第1四半期には全国1741都市のうち、1203都市にまでPREMIUM 4Gのエリアを拡大したほか、そのうち下り最大300Mbpsを超える速度を実現する都市は798にまで上るとのことです。また9月時点では、東名阪の360都市で下り最大337.5Mbpsを超える通信が可能なエリアを展開しているそうで、今後は関東であれば埼玉や千葉などの郊外にまで、そのエリアを広げていくとのことです。

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

*

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>